Ubuntuであれば、デスクトップの共有方法がOS設定からできるようになってるみたいなんだけど、自分の環境はxUbuntu。xfce4が使われてるデスクトップなのでVNCソフトを入れてアクセスできるようにしてあげなきゃいけない。
要するに、VNCサーバを立ててしまえばよいはずで、TigerVNCとか入れて設定すれば良いかなーと軽く考えてたんだけど、やりたいことはログインしているその画面を共有させること。これがなんか難しい。
で、行き着いたのがvinoというVNCサーバ。
22.04までのリモートデスクトップのバックエンドとして利用されていたようです。それならスムーズにつかえるんじゃないか、と。
https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0713
セットアップ
インストール自体はaptからできるので、コマンド打てば完了。
$ sudo apt update
$ sudo apt install vino
実行は(なぜかlibディレクトリにある)vino-serverを実行。
$ /usr/lib/vino/vino-server
設定
AndroidやiPadでVNC接続するには、RealVNCを利用しようと思う。
それぞれのデバイスでRealVNCをインストールして、接続を試みます。
すると、、、、残念ながらうまく行きませんでした。
RealVNCの画面を見ると、なんでも認証を求めてるけどうまくいかない、とのこと。
そういえば。。。vino-serverを起動したコンソールに流れている標準出力でno Authentication的なログが流れていたような気が。。。。
あと、暗号化してるとうまく通信できないことがある、とかそんなことを書いている記載も見つけたので、下記コマンドで設定を変更。
(3行目のpasswordは自分のPWに変更してます。)
$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
$ gsettings set org.gnome.Vino authentication-methods "['vnc']"
$ gsettings set org.gnome.Vino vnc-password $(echo -n 'password'|base64)
これで無事に接続できるようになりました!
自動起動設定
自動起動は、xfceのセッションとスタートアップで登録しました。
合わせて(あまりよろしくないけど)自動ログインの設定をすると。
これで、再起動しても勝手にvinoが起動してきて、スマホのRealVNCから接続できるようになりましたー!
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